塩は昔から清浄・不変・結合といった神聖性をそなえているものとしてさまざまな国で神秘的な物として捉えられていました。
例えば「旧約聖書」にも塩の記載がありますし、日本では「古事記」に海水にて禊祓(みそぎはらい)をした記載があります。
古代エジプトでミイラに塩を用いた史実は物理的な防腐効果以外にも、死体保存の呪術的役割をしていたと考えられています。
塩は海水から採れます。
その為、塩は海の豊饒性や清浄性の象徴としても考えられていました。
鹽竈(塩釜)神社は日本の製塩の創始者と言われる塩土老翁(しおつちのおきな)をご神体にしていますが、ここは安産祈願で有名です。
これは、塩=海水が地球上の生命の源であり
人の生死に海潮の干満が影響を及ぼしている事から由来していると言われています。
また、葬式後の「お清めの塩」には穢れを祓うだけでなく
生命力を更新される意味合いも含まれているそうです。 |