動物病院の選び方

動物病院も件数が多く、選び方も迷うところだ。

主人の友人が犬を迎えたそうで、さっそくお披露目がてらに自宅に家族で遊びに来た。ミニチュア・ピンシャーの男の子である。知り合いのブリーダーさんから譲ってもらったそうで、ドーベルマンの小型のような凛々しい姿、見ていると歩き方が独特、前足を高く上げ気味でリズミカルで軽やか。仔犬ながらすでに気品があり、お兄さんのラッシュの方がわちゃわちゃとしすぎには苦笑いになる。

そこで出た最初の話が「動物病院はどこに行っている?」だった。
仔犬を迎えても、すぐにはお散歩デビューはできない。
まずは、ワクチン接種と狂犬病接種を済ませなければいけないからだ。

いくら評判のよい動物病院でも、どうも家とは合わないということはありがち。その辺りは人間と同じで、結局、獣医さんと飼い主との相性次第だ。

良いと思われる動物病院の選び方として、情報を聞いたことを忘れないうちにまとめておく。

まずは犬友達から情報収集

なんといっても、実際にかかっている飼い主さんからの情報が確かだ。診療費やフィラリアなどのお薬は値段があってないようなものだから費用の安い所を選ぶのも手段の一つだが、できれば先生のお人柄の方が重要だと思う。もちろん動物病院を経営しているのだから利益を出すのは当然だ。しかし、おもねるのではなく、動物への愛情が欠けていると飼い主さんに感じさせてしまうような先生からは飼い主は離れて行ってしまう。

例えば、犬友達の間で評判の悪い動物病院は、今ペットに必要な治療以外の追加治療の勧めが多く即断を迫るそうだ。しかも病院を改装した後、さらに営業がひどくなったとのこと。このような動物病院は避けた方が無難だろう。

先生のお人柄がよければ、些細なことでも相談しやすい。治療方針も飼い主が納得できるまで話し合うことができるだろう。
大切なのは、獣医さんの言いなりにならないこと。
おかしいいな、なんとなく納得できない…といった感じたら、セカンドオピニオンを考えてみる。

まだ犬友達もおらず情報も得られないといった場合、地域で長く開業されており、ほとんど広告活動していないような動物病院ならほぼ間違いないそうだ。
つまり飼い主さんの口コミが良いから、広告活動もいらないということ。

個人経営の動物病院と大きな動物病院

人間でいう掛かりつけ医と、総合病院との違いに例えられるかもしれない。
ただ、この辺りは飼い主の意見の別れるところで

個人経営で比較的に予約通りに診てもらえ、アットホームな雰囲気
VS
勤務医5人、予約時間が大幅にずれ込むも設備が常に最先端

といったことがおおよその違いだが、犬友達の話を聞く限り、高齢の犬ほど大きな病院に通っているようだ。

犬は5歳を過ぎると、人間でいう50歳以上の壮年期に当たるそうで、やはり体力が落ちてくる頃。年に一度の健康診断で、どこか悪い所も見つかるかもしれない。しかも年齢を重ねるごとに、いくつかの病気や持病を抱えたりするかもしれない。そういった時は、やはり大きな病院で経過を把握してくれている方が安心で、必要な時にはすぐに大きな治療を受けさせることができるのが理由だそうだ。

ラッシュは以前飼っていた犬がお世話になっていたアットホームな動物病院にお世話になっている。

今回の例でいえば、地域で長く開業されている動物病院だ。

なんといっても、些細なことでもまずはしっかりと話しを聞いてもらえて、聞いたことにはきちんと答えてくれ、改善のためのアドバイスも分かりやすい。
ラッシュは治療以外では先生のことが好きみたいだし(しっぽの振り方でわかる)この先生ならラッシュを安心して任せられる信頼感がある。

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