追記・今年もフィラリア検査クリア+狂犬病予防接種

4月1日から、狂犬病予防接種が始まるのにあわせ、フィラリア予防薬レボリューション処方の為の検査に行ってきた。

お世話になっている病院は、完全予約制なので、ほぼ待ち時間がない。
ラッシュは車に乗り「どこに行くのかな?」とそわそわ。
動物病院について他のコたちや久しぶりに会うスタッフさんに、テンション高め。
主人にみてもらっている間、問診票を書く。

今日の体調は?
気になることはあるか?
フィラリア予防薬はすべて使ったか?
血液検査の種類はどれにするか?
※ラッシュがお世話になっている動物病院では、病気をした高齢犬、シニア犬、5歳以下の犬、基本検査の4種類あり、検査項目別に分けられている。
基本検査はフィラリア虫の有無のみで少し不安なので、今年も5歳以下の犬にお勧めの血液検査を選ぶ。

問診票を受け付けに出すと、すぐに診察室に呼ばれる。

診察室に入って先生に「ラッシュ~元気そうだね」と声を掛けてもらうと、もうしっぽをブンブン振る。

体重が前回から500グラム増えていて(それでもジャックの標準体重内なのだが)
「先生、食事やおやつをやりすぎでしょうか?」と聞いたところ、背中の皮膚を掴んだり、お腹周り、太ももを触って「大丈夫、筋肉がついたんでしょう」とのこと。

そこまでラッシュが大人しかったのに、先生が触診が終わり、聴診器を出した途端、以前の外耳炎の治療などを思い出したのだろうか? ぶるぶると震えだす。

問題ないね、では採血しましょうかと言いながら準備して「チクっとするよ」と後ろ足に触った途端「キャンッ!!!」と鋭い悲鳴をあげる。

「先生、まだ何にもしてないよ! ラッシュ~」などと笑いながらぽんぽんと背中をたたいて「ん? そうなの?」といった感じになっている間に、ささっと採血してしまうのはさすがだ。

しばらくして、血液検査の結果が出たのだが、肝臓数値が平均の2倍になっていると検査表を見ながら説明を受ける。

「おやつは?」
「お野菜以外は、やっていません」
「野菜は味付けしてます?」
「いいえ、湯がいただけのものです」
「ドッグフード変えました?」
「いいえ、サイエンスとロイヤル・カナンです」
「う~ん」
そこで、先生から「今後、サイエンスのみにしませんか?」と提案される。
「ラム肉やササミと種類を変えても、サイエンスを続けると食べなくなるんです。食べずに、おやつを待つ感じになって」
「まあ、ロイヤルの方が好きでしょうねぇ。でも、市販のおやつをやっていなくて肝臓数値が倍上がっているのは、今すぐに治療が必要というわけでなくても、経過観察した方がいいだろうし、サイエンスだけにすることによって、ただのえり好みなのか、体調が悪いから食欲がないのかすぐに分かるわけですよ」
「わかりました」
「来月はワクチン接種がありますから、その時にまた血液検査してもいいですしね」

帰り道、家族はしょんぼり。
周りの犬友達に聞いたり、ブリーダーさんのアドバイスも守ってきたのに、まさかラッシュの肝臓数値が上がっていたなんて…。

レボリューションについて

肝臓数値以外、貧血などの異常もなく、去年通りレボリューションを処方してもらう。

レボリューションはフィラリアだけではなくノミやダニも予防してくれるスポイドに入ったお薬で、簡単に使用できる。
※マダニは予防外で、もしマダニの被害にあった場合、死亡する例もあることから、すぐに動物病院に連れていく。マダニの被害は見てすぐに分かるほど、傷が深くひどいことが多い。

実家で飼っていたゴールデンのさくらの時代、フィラリア予防は錠剤のお薬を期間中に毎日飲ませる方法しかなかった。
4月から11月まで、毎日毎日、夕飯後に一錠飲ませるのだが、これが難しかった。

ドッグフードに混ぜても、錠剤だけ残す。
細かく砕いて混ぜたら、ドッグフード自体を食べない。
食後、錠剤を飲ませると、飲んだ振りをして、反対側から吐き出す。
結局、ウィンナーの真ん中を少し割いて、錠剤を入れて食べさせるほか、手段がなかった。

その時の苦労に比べれば、月に一回のスポイドでフィラリア予防ができるのである。ラッシュを迎えてから知ったのだが、こんなに楽になったんだなぁ…と時代の流れを感じたものである。

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