ラッシュが前足裏をケガ

ラッシュが前足裏をケガした。

といっても「どうして前足をなめているのかな？」というのが気が付いたきっかけで、二日後ぐらいに立っている時に、ちょっと前足を曲げる時があって、翌日には前足を引きずるようになった。

そこで前足裏を見てみると、肉球の間が真っ赤に腫れている。

ちょうどフロントラインを貰いに行く前日で、さっそく翌日に獣医さんに診察してもらうと

「あぁ、これ散歩中にケガしたかな」とのこと。

「かなり腫れているから、もうカラーしましょう。犬は傷口をなめて治そうとする習性があるから二週間カラーはつけたままで。一日二回の抗生物質と、毒殺菌作用とカビを防ぐシャンプーで週に二回洗ってくださいね」

「はい…」

「それでも治らないようだったら、傷部分の組織を採取して検査しましょう」

（ひぇ～）口には出さないが、内心ドキっとする。ラッシュの前足が心配なことはもちろんだが、いくらペット保険に入っているからといって、検査と聞くと診療費が不安になる。犬友達から、自宅でシャンプーしている時に洗面台から逃げ出そうとして前足を骨折。ペット保険に入っていても、レントゲン、ギプス、その後の通院もろもろで30万近くかかったという話を聞いたばかりだったからだ。一気にその金額は厳しい。

「とにかく二週間、様子を見ましょう」

その日の診療明細を見ると、カラー（レンタル）となっていた。てっきり購入かと思っていたので助かる。高価なものではないが一生付けるものではないので、必要な時にだけレンタルしてもらえるのは助かる。

そういえば、足をケガする犬は多いのか、その日の動物病院はカラー付けていたコが多かったように感じた。

前足をケガしてもお散歩には行く

首に付けたカラーの幅の感覚がつかめないのか、いつもはすり抜けるところをガンガンぶつけながら動くラッシュ。

「大丈夫なの？」と心配になるが、ラッシュはお構いなし。初めは嫌がっていたものの、諦めたのか慣れたのか、今はそのまま寝転んでいる。

まだ立っている時にちょっと前足を曲げたり、引きずるような様子を見せるが、お散歩になるとピタっと止まる。で、お散歩中はいつもと変わりない。気がまぎれると、足前足の違和感も気にならなくなるのかもしれない。

ちなみにお散歩中には前足をなめないのでカラーを外してもＯＫ。帰宅すればすぐにカラーを付ける。

家での治療内容

抗生物質は一日二回だが、このお薬は以前、外耳炎になった時に処方されたお薬と同じ。人間にも苦そうな薬草のにおいがする錠剤で飲ませるのが一苦労。主人がいうのは「唇と歯茎の間に挟んで隠し、見ていない時に吐き出してる」とか「飲んだように見せかけて、見ていない時にもどしている」のを見つけたそうだ。さすが知恵者。

私はおやつのお野菜（にんじんやさつまいも）に切れ目を入れてそこに錠剤を挟み食べさせた後で、手で口を閉じさせて喉を優しくなでる。これでも、気が付くと錠剤が転がっている時がある。

「犬の薬の飲ませ方」のパンフレットに載っている犬はさすがに賢いと思わずにいられない。

薬用シャンプーは、前足を良く洗った後、10分か15分そのままおいておく。その後はよくすすいで、きちんと乾かす。

これが二週間続く…

とにかく傷が治ってくれますように。