ロイヤルカナンについて獣医さんから聞いたこと

ロイヤルカナンは見た目も脂っぽい感じがするが、たまには脂っぽいものも食べたいだろと思い、サイエンス・ダイエットと交互にやっている。

※ラッシュの場合は、ジャックラッセルテリア専門のブリーダーさんから譲ってもらったので、ブリーダーさんがロイヤルカナンを指定するということはジャックラッセルテリアの犬種自体に合うのだろうと思う。ただやはり最後は個体差であることに注意。

↓ 今日のラッシュ。短い後ろ脚を交差させている時もある。

獣医さんに聞いたロイヤルカナン

「ロイヤルカナンに関して意見が分かれるのは、酸化防止剤などの有無だが、添加する量も計算されているし、結局は酸化防止剤のデメリットよりも、ドッグフードの酸化のデメリットの方が大きいからである。

また、やはり犬が病気になった時の療養食関連はロイヤルカナンの種類が多く、その点を考えても、市販のドッグフードよりも信頼性があるといえる」

獣医さんのロイヤルカナンに対する所見をまとめるとこういったことだ。

ただ、獣医さんに勧められた、動物病院で売っているということで、安全、安心=病気になりにくい、長生きすると思い込むのは少し危険かもしれない。

ロイヤルカナンが合わなかった場合もある

友人の愛犬がロイヤルカナンの準療法食を勧められて仔犬の頃からそのドッグフードを主食としてやっていた。しかし、一年後に肝臓数値が急上昇し、そのままロイヤルカナンの肝臓サポートに変更したことがあった。

ジャーキーなどのおやつも一切禁止、だが一向に愛犬の肝臓数値は改善しない。

そこで犬の世界でもセカンドオピニオンだ。友人は動物病院を変える。するとそこの獣医さんに「ロイヤルカナンの脂っこさがこのコには合わなかったのかなぁ。ここはサイエンス・ダイエットに変えましょう」と言われる。

その後、愛犬の肝臓数値が徐々に改善していき、投薬治療も終わり今もお転婆ぶりに手を焼いていると嬉しい悲鳴をあげている。

ドッグフードの銘柄よりも大切なこと

この時、獣医さんに言われたのは、例え栄養価の良いドッグフードでも、犬がしっかりと食べないのなら、結局は栄養不良になってしまうということ。
ここで大切なのは、総合栄養食のバランスが認められているドッグフードであれば基本問題はない。(とはいえ、実際にラッシュが診てもらっている獣医さんは特定の商品名をいくつか挙げて「私の飼っている犬には与えません」とおっしゃっているが)

それよりも、まずは愛犬がしっかりと食べる。
その上で肥満になったり、栄養不足になったりしないように食事を管理する。
運動も大切だし、歯磨きもきちんとして定期的に歯石除去もする、皮膚や毛並みのケア、関節などにも日頃から気を付ける。

友人の後悔は、愛犬が犬種の平均体重よりも小さいのは、最初から準療養食をやったことで食が細くなったのが原因じゃないかしら? ということだ。

これも個体差だから「そんなに気を病むことはないよ」と励ましたが、子供の成長の心配と重なるものがあると思う。

色々と獣医さんからの話を書き留めてきたが、結局は飼い主自身が後悔しないようにドッグフードをやることが大切だと思う。

ここまで犬の健康に気を付け始めると、結局は愛犬のごはんも手作りに・・・となってくるが、これはいきなりできるものではないので、また別の機会に。

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