犬のしつけはとにかく根気強く継続する

実家で飼っていた犬は半分室内犬だった。夜は室内だが、日中は好きな時に庭と家とを出入りしていた。
やはり母のしつけがしっかりしていたのか、本当に良き家庭犬だった。

↑ まだ毛布を使っている

それに引き換え、私はラッシュのしつけができていないことを認めざるをえない。主人は「かわいいから気にするな」というけれど、ラッシュは一日私のそばから離れようとしないので、たまに留守にするときは全力で「置いていかないで!」アピールがすごい。

シーザー・ミラン曰く「不安分離症」というそうで、あまりにひどいと犬用の安定剤も使うそうだ。

だいたいお留守番させて出掛けるといっても時々、半日以上なら一応留守に来てもらうし長期間の時は実家かペットホテルに預ける。

犬の時間の感覚

犬の時間は単純計算でいうと人間の7倍だという。
つまり1時間なら犬にとっては7時間離れていることになる。

寝ている時にかまわれることもなく、のんびりとできてよいだろうに・・・と思うがそうでもないらしい。犬の知能は人間の3歳児ほどだというから、お留守番は無理だと考えるべきかもしれない。

やはり、ブリーダーさんから教わったとおり「サークル内で過ごさせる」ことをしてよかった。

サークルまたはゲージで過ごす習慣をつける

サークル内には、ハウスとトイレを設置、ある程度のスペースを確保しておく。
ここでトイレのトイレの練習もできるし、お留守番の時はこのサークルに入らせる(が、入らせようとすると「お留守番させられる!」と全力抵抗、入った後は諦めるようだ)

ただ、迎えて3日ほどは、仔犬の夜泣きに耐えなければならない。
友人夫婦は
「まだママが恋しいだろう」
「知らないところに連れてこられて心細いだろう」
と思い、迎えた仔犬のあの胸が痛む夜泣きに耐えられず、サークルから出して自分たちのベットに寝かせた。
その後は、書くまでもない。

ゲージで過ごす習慣をつけることは、他にも利点がある。

・車での移動時

・震災など万が一の避難時

などスムーズに行動することができる。

犬は狭い場所の方が落ち着くようだ。ラッシュもよく狭い場所に無理やり割り込んできたりして居座っている。
とにかくゲージに慣れると「ここは安心できる場所」とお留守番もスムーズにできるようになる。移動や非常事態のストレスを和らげることができるのだ。

ゲージに慣れさせる簡単な方法

まず扉を開けたまま、自由に出入りさせる。

その後、ゲージの奥におやつを置いて、自発的に入る練習をする。

それがクリアできたら、「ステイ」と声を掛けてゲージのドアを閉める。

初めは30秒ぐらいで外に出して、思いっきりほめておやつ。

後は「ステイ」時間を少しづつ伸ばしていく。

この繰り返しでOK。

犬のしつけはとにかく根気強く、継続が必要だ。
甘えてくるのがかわいいからと飼い主が手抜きすると、犬はすぐに順位上昇をたくらむ・・・というのを、以前年配の方から聞いたことがある。「たくらむ」という言葉がおかしかったので覚えている。

確かに犬は順位を付ける習性があるのだ。
だから笑えないような手の付けられない犬のニュースが話題になったりする。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク