ドッグフードを替えたら食べなくなった時

今はペットショップやホームセンターに行くと、ドッグフードだけで色々な種類が棚を占めている。
幼犬、成犬、シニア犬の分類などまでは「健康を考えればそうなるのかな?」とは思うが、柴犬、トイプードルなどの犬種別になると何がどう違うのかまったくわからない。友人がトイプードルを三匹飼っているが「トイプーは美食家」なのだそうだ。
私は「ワガママと何が違うんだろう?」と面白く話を聞いていたのだが・・・本当かどうかはわからない。

ラッシュの場合、前もってブリダーさんから「サイエンス・ダイエット」か「ロイヤル・カナン」と指定されていて、初診時に獣医さんからは「サイエンス・ダイエット」指定を勧められていたのでドッグフード選びで迷うことはなかった。

しかし、上記の他ササミやラム肉、鹿肉・・・と素材の種類も豊富で、犬がドッグフードを食べなくなった時にドッグフードジプシー化してしまうことも多いと聞く。

そこで、犬がドッグフードを食べなくなった時にどうするとよいか? 獣医さんに聞いことをまとめておく。

↑ 今日のナッシュ。野生ではこんなお昼寝は無理だよ!

まず基本は、やはりドッグフード

ドライタイプと半生タイプでは、ドライタイプの方がよい。
理由は、半生タイプのドッグフードには防腐剤や着色料が使われていることが多い。また歯にもくっつきやすいので、犬の健康のためにはよいとはいえない。

また、万が一の入院時や、旅行などでペットホテルに預けるとなった時、ドッグフードを食べる習慣がなければ困ったことになる。

その上、内臓などの病気になった時、療養食として食べさせるドッグフードがあるので、やはりドッグフードにならせておくことはとても大切だ。

犬の調子が悪くなった時、素材がしっかりとしているので、原因特定が早くできるので、獣医さん曰く「サイエンス・ダイエット」が安心だとのこと。

またジップ部分はしっかりと閉める。季節などで時々「カビていた」ことがあるそうだ。

手作りもよいが、手作りにはやはりそれなりの知識が必要になる

人間とは違い、必要な栄養分やバランスを上手にとらなければいけない。この場合、毎日の便の様子を見つつ微調整していくことも大切だし、最低でも年に一回の血液検査は必要になるが、この血液検査はフィラリア薬の処方時に必要なので、その時の検査項目を増やせばよい。

ドッグフードを替えた途端、食べなくなった

最後になったが、ドッグフードを替えた犬が途端食べなくなった。
そんな場合は、以前のドッグフードに戻すことを念の為におすすめする。
ドッグフードジプシー化していると、以前よりも質が低い餌だと、犬が敏感に察知している可能性が高い。

その上、気をつけてニュースをみていると、製造過程での異物混入でリコールになるたびに、多数の飼い主さんから「道理でうちのコが食べたがらないと思った」と聞くのだとか。

犬が食べたがらないのには理由があるわけで、「犬のワガママだ」と無理に食べさせてしまうと内臓障害を起こしたり、最悪の場合死亡する場合もある。

これは日本だけでの話ではなく、数年前に北米で輸入ドッグフードが原因で犬が死亡する事件が多発したことは記憶の新しい。この時も多くの飼い主、家族が悲しみと激しい後悔を語っていた。

病気になれば、新しいドッグフードを買い替える代金とは桁違いの治療費が必要になり、犬も飼い主も辛く悲しい思いをしてしまう。
そうならないためにも、犬がドッグフードを食べたがらない時は、よく観察して手早く手段を取ろう。
犬の健康を守ることができるのは、飼い主だけなのだから。

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