我が家で植えているペット用の生野菜の種 ↓
庭の一角に犬・猫用の草を植えている。どうしてわざわざそのような草が必要なのか? と思っていたが、これは犬の整腸作用の為だ。
裏側の説明をまとめるとこうである。
「毛づくろいで飲み込んだ毛が胃腸内で毛玉となり、胸やけや胃腸障害の原因となる。毛玉や異物を吐き出させるために、生野菜を食べさせて胃腸を刺激させるとよい」
別にわざわざこういった生野菜の種を植える必要はないかもしれないが、獣医さんからすすめられたこともあり、仔犬の頃からラッシュも時々、おもむろに草をはぐはぐと食べて嘔吐する。
一袋で、一年で三分の一ぐらいしか減っていないので、そう高いものでもない。
また、種をまいてしまえば、一日一回の水やりだけで手間がかからない。
犬は肉食に近い雑食性の動物
もともと犬は、肉食に近い雑食性の動物で、犬も体を舐めて、毛並み整える。
消化できない毛などが胃にたまる。
それを体外に出すために草を食べて刺激を与え、整腸作用を整える。つまり嘔吐するわけだ。
また「なんとなく胃のあたりがむかむかする」と感じたら、草を食べて嘔吐する場合もある。
あきらかにいつもと様子が違ったらすぐに動物病院に行くべきだが、そうでなければ大丈夫だそうだ。
犬の食事にもお野菜を積極的に取り入れる
犬にはドッグフードだけで十分だという意見には反対派だが、毎回の手作りは大変だと思っている私が実行しているのは、とにかくお野菜を食べさせることを続けている。
開封さえしなければ長期間、保存できる防腐剤など余計なものが入ったドッグフードより、手作りのごはんがよいとは思うし、何より食べる楽しみを奪いたくない。
人間だって、すべて必要な栄養素が入ったタブレットが三度の食事になれば、味気ないだろう。
ただ、犬のごはんを手作りのみにしてしまうと、万が一の入院時や旅行先、ペットホテルに預けた時にドッグフードを食べないということにもなるので注意。
手作りに比重をおきたければ、人間と犬の栄養バランスは違うので、独自でするのは難しく、やはり書籍等で最低限の知識を勉強する必要がある。
例えば・・・犬にとってはカルシウムが人間より何倍も必要。
貧血気味だからといって、レバーをやりすぎるとビタミンAの取り過ぎになる。
何事もそうだが、良かれと思ってしたことが、病気の原因を作ることになりかねない。
その点、お野菜を犬の食生活に取り込むことは比較的簡単にできる。
お野菜をドッグフードに混ぜてやるのもよし、おやつ替わりにやるのもよし。
ドッグフードにも食物繊維は含まれているので、さらに整腸作用が期待できる。
ただ、犬によっては苦手なお野菜、消化しにくいものもあるので注意が必要。